2023年のDX推進戦略について
株式会社つくばビジネスソリューション2023年のDX推進戦略について
■DX推進戦略で目指すところ
デジタル化やIT技術を取り入れることが目的ではなく、企業文化やビジネスモデルを変革し、デジタルを用いた新しい顧客体験価値を創出させ、ビジネスモデル先駆けとなるよう1歩先見たモデル企業を目指す。
■2023戦略目標(DX推進)
顧客提供価値そのものを変革させることで、DX推進を自社で取り組む必要がある。特に経営戦略と事業戦略との関係は重要であり、経営戦略に基づいた事業戦略を目標とすることで、手段が目的化することを防ぐ。
本来目指すべき目標を見失い、デジタル化やIT化することだけに固執したり、新しいDX手段を手当たり次第試したりするようなことで、本当に自社に必要な手段を選択できるようにし、企業価値を高めたい。
本年は前年の指標を基に
・スピード感をもってDX化をこのままやるべきところ、しないところの判断方針を行う。
・紙の上だけのKGI/KPI目標にならないよう、自主的に動けるチームとして風土が根づく様、KGI/KPIの数値目標調整を図る。
・KGI/KPI進捗、スタッフ教育、チーム力向上のため月1回戦略会議(ランチミーティング)を行い、モニタリングを行う環境を確立する。上長スタッフが伴奏支援を行いながらPDCAモニタリングを行う。スタッフ自ら立てた計画→実行し、何度も経験する環境を通して、スタッフが自主的にスキルアップしていく体制を整える。
DX推進を実現することで生じてくるチャンスを捉え、戦略を調整、モニタリングを行いながら進めることとしたい。
■業務改善の課題と取組
DX戦略の成功のために一番大切なのは情報収集(社会の変化への気づき)である。
DXの推進事例の情報を集めることで、考えられるDX戦略の進め方の引き出しは増え続ける。日々進化する市場の中、複数のDX戦略を知り、その中から自社に合いそうなものを選び、適正化させながら取り組むべきと考える。そして、市場や顧客ニーズに合わせた戦略を立案するためにも、情報収集は欠かすことができない。
情報収集し、様々な経営課題解決のシチュエーションにおいてDXを理解し新しい技術を活かせる人材が属人化していることが課題である。
DXに対応できる人材を生み出すため
企業風土を変革し、社員がモチベーションを上げ情報収集戦略に沿った活動を行えるよう、プロジェクト遂行にみあう教育環境、人事評価、報酬制度改革、SDGSにも取り組んでいます。
本年は前年の課題指針を基に
・DXに対応できる人材育成のため、ソリューションスタッフの資格取得応援制度やスキルアップを図れる指標体制(社内試験)を確立し、自主的にチャレンジする環境を生み出す。
株式会社つくばビジネスソリューション
代表取締役
野澤 聡
2023/1/31
鯨井会計グループ 事業計画発表会